沖縄営業所は、米軍工事事業に本格参入する重要拠点として2003年に開設され、米軍基地内の住宅・宿泊施設・商業施設などの電気設備工事を手がけてきました。これに並行して本社内に米軍工事支援センターを立ち上げ、米国における調達ルートの開拓や資材倉庫の整備、諸規程・英文設計図、陸海空軍・海兵隊で異なるスペックの翻訳と理解、さらには英語教育を含む人材育成に全社を上げて取り組んできました。こうした努力の結果、他社が苦手とする市場において、他の追従を許さない圧倒的なシェアとノウハウを獲得することに成功しています。2012年はさらなる市場開拓のためグアム支店を開設。米軍工事事業で培った知見を活かし、現地のニーズに対応すべく営業展開を図りました。2014年9月には初の大型案件となる3階建博物館の新築工事を受注するに至りました。後方支援部隊である米軍工事支援センターは、顧客の拡充に伴いその名称を「米軍工事サポート部」に改称及び人員体制強化、米国案件の受託に向けてその業容を拡大しています。