多様な能力と個性を受け止め、活かす風土
キャリア採用に期待するのは「経験とノウハウ」であり年齢の制限はありません。30代、40代はもちろん50代の方でも、私たちは能力と成果をもとに評価します。そういう意味では厳しいものがありますが、一方で常に新しい「血」を導入し続けてきた私たちには、中途入社された方が短期間で溶け込み、能力を発揮できる風土があります。私は、性別・年齢・国籍・学歴・経験・文系理系・結婚・出産・価値観など問わず、多様な人材を受け容れ、社内に居場所のある暖かい組織にしたいと考えています。それは、私たちが変わり続けていくために、それぞれ違った視点で、新たな意見やアイディアを出して欲しいという考えからです。ですから、求める人材像も一意的に明示していません。
むしろ私どもリーダーに対し何事にも真摯に耳を傾けることを求め、社員が気軽にアイディアを口にできる環境やそれを実現化する仕組みを維持していくことのほうが重要だと考えています。実際、当社にはこうした風土が生み出したユニークな製品や社内制度が多く存在します。私からお願いすることがあるとすれば、それは「自律的であれ」ということです。当社では自由と引き換えに、自分で決めることが常に求められます。つまり“決まる”を単に受容するのではなく、自ら“決める”意志を持ち、挑戦することに価値を見出していただきたいということです。社員一人ひとりが生き甲斐と張り合いを持ってチャレンジするステージ。HEXEL Worksは、そういう会社であって欲しいと思います。